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HOMEキャリアインタビュー|キャリアインタビュー No.5

No.5:株式会社ガイアックス 代表執行役社長 CEO 上田祐司氏

「夢を語り合い、そして、世の中を変えるために仕事をしている!!」

プロフィール

株式会社ガイアックス 代表執行役社長 CEO 上田祐司氏
上田祐司Ueda Yuji 1974年大阪府茨木市生まれ。同志社大学経済学部卒業。高校・大学時代を通じて約30種類のアルバイトを経験する。後輩にビジネスチャンスを提供し、マネージメントや財務など、ビジネス手法を学ぶと共に、世の中のニーズから新しいビジネスを生み出す感覚を養う。
大学卒業後、「企業家輩出機関」を標榜し、独立支援の業務を特徴とした株式会社ベンチャー・リンクに入社。独立するまで部屋は借りないと誓い、カプセルホテルに泊まり、荷物はコインロッカーへ入れる生活を続ける。一年半後、独立を決め退社。24歳で起業し、30歳で上場を果たす。現在、オンラインコミュニティの企画・開発・運営を手がけるITベンチャー企業「株式会社ガイアックス」の代表を務める。
自身の独立の経験から、社員にも同じ感覚を持った仕事の仕方を提供したいと考え、「全社員ビジネスマン構想」を創業以来掲げ、根付かせている。また、社員のみならず、大学生にもビジネスを担う機会を提供するため、創業以来100名以上のインターンシップ生を受け入れ、有名国公立・私立大学においてベンチャー企業論等の講師も務める。(取材日:2008年9月2日)

関連URL

株式会社ガイアックス http://www.gaiax.co.jp/

インタビュー

まずは、起業した経緯を聞かせていただけますか?

大学時代にいろんなアルバイトをしていたので、そもそも仕事に触れる機会はたくさんありました。そんな中、自分で商売をする面白さを感じ、将来は自分で何かビジネスができたらいいなと思い始めました。その後、就職活動中にベンチャー・リンクという会社に出会うわけですが、その会社が独立する人しか雇わないというポリシーを掲げて採用活動をしていたんです。自分も将来起業をしようと考えていたので、「これは良い」と思い、ベンチャー・リンクに入社しました。

最初は、10年くらい働いて独立しようかな~と考えていたのですが、ある時、同期入社でその後、共同創業者となる人物に誘われて食事に行き、その席で「いつか独立しようよ。」という話で盛り上がりました。そんな風に将来の夢を語り合った翌日、突然その同僚が辞表を出していたという事実を知りまして、私も今すぐ辞めて独立するということを引くわけにいかなくなり、退職し、独立するにいたりました(笑)。

ただ、会社に入社した直後から、その共同創業者と、辞めたらどんなビジネスをしようかと話したり、時代的にヤフーが上場したりして、アメリカでもインターネットビジネスが立ち上がり、自分自身がインターネットのサービスを使っても、これは世の中を変えるテクノロジーだと実感していましたので、インターネット関係でサービスしようとは考えていました。

それとともに私自身、コミュニケーションというものについて、学生時代から非常にプライオリティーを高くしていたということもあり、インターネットを使ってコミュニケーションをするという、その当時はなかった赤の他人ともコミュニケーションすることができるという、非常に新しい可能性を秘めたインターネット上でコミュニケーションをするサービスをしようと思い、ガイアックスを設立しました。

起業当初、苦労されたこととかありましたか?

最初は、広告収入を期待するビジネスモデルでスタートしました。サイトのページビューを増やすか、そのサイトに広告スポンサーをつけて広告売上げを上げるかの二つのやり方があったんですが、将来のことを考えると、売上げを上げることよりもサイトのページビューを増やそうということに注力しようという結論に達しました。

それからは、会社のメンバーに「ページビューを上げることに力を入れるから、営業で広告の売上げ上げてこなくていいよ。」と言って、その方向に向かうことへの合意を得ました。結果として、収入が入ってこなくなるんで、資金のやりくりをしたりすることに苦労をしましたね。

苦労する中で、その後上手くいった理由は何ですか?

そうですね。ページビューを増やすほうに注力したので、ページビューは非常に伸びました。結果として、いろんな投資家さんから評価をいただくことになり、出資をいただけました。

2005年に株式を上場されましたが、上場する前とした後で変わったことはありますか?

開示とか決算とか、上場企業の責任として、管理部の強化などコスト面も含めたところが、変わりました。ただ、元々上場する前から外部の投資家さんが資本参加してくださっていたので、根本的なところはそんなに変わっていないんじゃないでしょうか。また、上場を最終的な目標やゴールではなく、ステップとして考えていたので、大きく変わったところはないと思っています。

今までのビジネス人生、成功体験の中で一番学んだことは何ですか?

世の中を変えるために仕事している、ということです。けれども、世の中を変えるために、皆さんに協力してもらうとか、リスキーなところに十分なリソースが注ぎ込めるかというと、中々難しいところがあります。

しかし、そこを越えてビジョンを訴えることで、協力を集められるし、協力を一挙に集められる。自分でできることだけをして、こぢんまりとビジネスを営むよりも、結果として、ビジネスの成功確率を上げることができたし、実際の世の中にインパクトを与えるようなビジネスに成長していくんだなと思いました。

どんなことを訴えたんでしょうか?

ケースバイケースでそれぞれのビジネスによりけりなんですが、例えば今やっているフレッシャーズ(内定者フォローSNSサービス)ですと、内定者の方、特に地方の学生さんにとっては、非常に会社と距離感があると感じでいるし不安を抱いています。それが結果として辞退したり、辛い気持ちになったりするんですよね。人事の方ももっと内定者の方を知りたいと思っても、人数も多いし中々コミュニケーションがしきれない。

このようなニーズ、問題を解決するために、それこそSNSを使って解決すべきじゃないかと訴え、サービスを開始しました。初めはシステムを販売する代理店さんも「売れるんですかね~。」といった不安や危惧がありましたが、お客さんの中で成功事例を作ることにより、そのサービスやシステムの正当性を訴えるというか、代理店さんや全てのステークホルダーさんに対し、みんなに同時に協力を呼びかけていきました。みんなに参加してもらえるからこそ、初めてビジネスが上手くいくというような。でも、上手くいなかいケースも多々あったりしますが(笑)。

今後のビジョンは何ですか?

脳と脳をつなげる。人と人をつなげる、ということですね。特に赤の他人をつなげるというのが、すごく重要だと思っています。赤の他人同士が全部くっついちゃって、まるで一つの生命体みたいに感じられるような社会を創るという大きなビジョンで動いています。

もちろん、たくさんのサービスを企画立案し、我々も頑張っていますし、他社さんも頑張っています。このような多くのサービスの中で、特にインターネットを中心としたサービスのおかげで、見知らぬもの同士が繋がっているということが、実感しやすい世の中に近づいてきているなという気はしています。ただ、個別で見ていきますと、まだまだ緩いところとか、サービスとしてブラッシュアップされていないところがあり、それを一つ一つ見つけて、そこにハマる素晴らしいサービスを開発、提供していきたいです。

具体的な事業展開は何でしょうか?

例えば「フレッシャーズ」は、内定者向けサービスにおいては圧倒的なナンバー1になりましたが、社内向けのサービスでは、まだまだ実績が足りないのが現状です。社内向けサービスといっても、OB向けなのか、社内の中なのか、その中でも若手向けなのか、いろいろジャンルがありますよね。それを一つ一つ見極めていくことが、大切だと思っています。

また、サイト監視の部分ですと、色々なサイトを立ち上げ、そこで多種多様な人をつなげる役目は担っています。けれども、いわゆる荒らしであるとか、サイトのポリシーに則っていないユーザーさんもたくさん集まってくるわけです。そういったことをキチンとしないと、当たり前ですが、健全なコミュニケーションが成り立ちません。それをより高い精度と低コストで提供していきたいと考えています。

他のジャンルでは、口コミが成立していて、すごく充実したサイトっていうのは、現在でもあるにはあります。例えば、どこで安く物が買えるのかというのは、価格.comさんが作り上げていますよね。しかし、全部がちゃんとした口コミサイトで成り立っているかというとそうでもなくて、できていないところは自分たちが取り組んでいければと思います。

最後の質問になりますが、どんな人と一緒に働きたいと思っていますか?

私たちのビジネスは、新しいジャンルのビジネスです。だから、自律的に自分で負荷をかけながら、なおかつ周りのプレッシャーにも平気で打ち勝ち、新しいことを何としても成し遂げるぞ、という気持ちを持った方と一緒に働きたいです。

インタビュアーの感想

漠然としながらも、将来独立したい夢を持ち、就職も独立できる可能性の高い就職をし、良い仲間に出会い、起業後、成功をおさめ、上場会社にまで会社を成長させた上田社長。
その道のりを支えたのは、「有言」であるか「無言」であるかは関係なく、その「実行力」にあると思いました。それは、「成功できる能力」である前に「決して諦めない精神力」であり、その諦めない力が、結果として、成功を引き寄せたのではないかと思います。
簡単なことではないように思われますが、「諦めない。」ということだけを決めていれば、意外とシンプルで、楽ではないかもしれませんが、無駄な雑念や感情に捉われずに、ただ、前を向いて進むだけを実行できるのではないかと思いました。