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HOMEキャリアインタビュー|キャリアインタビュー No.7

No.7:株式会社アットマーク・ソリューション 代表取締役 増田勝人氏

「中学時代の夢からキャリアプランを立てて、起業を実現!!」

プロフィール

株式会社アットマーク・ソリューション 代表取締役 増田勝人氏
増田勝人Masuda Katsuto 1966年生まれ、大阪府豊中市出身。大阪工業大学電子工学科卒業。
大学在学中より、司法書士事務所で働き、理系でありながら、文系職に従事し、自身の能力の幅を広げる。1991年3月に大学卒業後は、中堅ITシステム商社に入社し、IT知識の基礎を学ぶ。そこで4年程働いた後に、モノづくりに携われる仕事を求め、キヤノンの関連会社でもある半導体製造装置メーカーに転職。3年後、大学の友人に誘われ、大学時代の同級生3名でITベンチャー企業を設立。
設立7年後の2005年には、上場審査を受けるまでの会社に成長するも、あと一歩売上げが目標まで届かず、その年の上場は断念。これを機に、ナンバー2であった会社の役員を退き、自分で会社を一から設立。今度は、自らが社長として、また大学時代の別の同級生2名を誘い、3名でITベンチャー企業「株式会社アットマーク・ソリューション」を設立。2005年の設立から売上げと社員数も順調に推移し、一度目に起業した会社で果たせなかった株式の上場を目指し、日々邁進している。
一方、多忙なベンチャー起業家でありながら、自身の子育てにも非常に熱心で、個人のブログで、その想いを綴っている。(取材日:2008年9月19日)

関連URL

株式会社アットマーク・ソリューション http://www.atmarksol.jp/

子供大好き社長のIT子育てブログ http://blog.livedoor.jp/katsujin2001/

インタビュー

まずは、起業した経緯を聞かせていただけますか?

元々は、中学の時に「電器設計の会社を起業したい!」というのを周りに宣言しまして、そこから、「どうやってやればいいんだろう?」と自分のキャリアプランを考えて、修行する会社の方向性を決めて、それに対する大学の志望校を決めて、高校の志望校を決めて、という形で、自分の中である程度プランを立てて、動いてきました。

そして、サラリーマンになって、しばらくしてから、電器設計に一番近いような会社に一旦転職をしました。そこで働いていたとき、私の大学の同級生が経営コンサルタントをやっていて、私に「起業をするから、一緒に参加しないか?」と誘いを受けて、一社目の会社を立ち上げたというのが経緯です。

サラリーマン時代の経験で起業にプラスになったことはありますか?

サラリーマン時代のスキルとしては、当時は景気が良かったというのもありまして、時の上司ができない仕事とか関係なしに仕事をやらせてくれたということですかね。そこで、スキルや経験を積めたのが大きかったです

一社目に起業した会社は、どんな感じで進んでいきましたか?

一応、ITのシステム開発会社ということで、技術者は、私を含めて二人、社長は一人の三人で始めたんですけど、最初のうちは、特に財産や仕事のコネがあった訳でもないので、まず、技術者二人が自ら派遣という形で、技術の仕事をやり、社長は経営コンサルタントなので、経営診断などをあちこちでしながら、コンサルタントの顧問料を稼ぐなどして、目の前の生計を立て、それぞれのメインの仕事が終わると、夜にみんな集まるとか、土日にみんな集まるとかして、「次の展開どうしていこうか?」「今やらなければいけないことは何なのか?」などを議論し、いろいろやってきた感じですね。

そういった時期を経て、会社として事業が上手くいったきっかけは何ですか?

そうですね~、社員が10人くらいのときに、一つ大きな仕事をやり遂げまして、そのときに芽生えた仲間意識、会社としてのチームワークが基盤となって、成長の土台をつくったのかな?と思います。

そのあとは、良くも悪くも典型的なサラリーマン、OL的な方々が割り切りで入社され、その前に10人の中核社員で基盤を作らずにやっていたら、もしかしたら、人が増えてきたとき、会社が空中分解してしまっていたかもしれません。

2005年にご自身が社長として設立した今の会社の設立経緯を聞かせていただけますか?

徐々に会社が大きくなってくると、社長と役員の考え方にズレも出てくるし、私自身はそんなに大きい会社を作るつもりは、なかったんですけど、やはり、社長とずっと一緒にやっていると、考え方も感化されてくるところがありました。

小さい会社よりも大きい会社の方がいいし、社員の立場から考えると、ベンチャー企業に就職、転職するって言うと、家族から反対されるんですよ。「なんで、大手企業に行かへんの?」って。だったら、大手企業に勤めるというのではなくて、大手企業を作るという発想で来てもらった方がいいのかなと。自分自身の会社が上場して、いわゆる大企業の仲間入りというところまでいくと、その社員にも箔がつくのかな、ということを考えて、今の会社をやってみようと思ったのが設立の経緯です。

私自身、起業した一社目の会社ではできないようなことをやりたかったというのもありました。元々、電器設計の会社をしたいというのがあったので、ITよりかどちらかというと、パソコンの部品を作るとか、テレビの部品を作るとかをしたかったのですけれど、さすがにこれは今の世の中では、儲かりませんから、いろいろ展開を考えたときに、やはり目指したいのは、教育部門かな、と思いましたので、教育部門にも足を踏み入れたい、というものもありましたね。

教育部門で考えていることは何ですか?

まず、狙うところをいろいろ考えたときに、社会人っていうのは、会社の中の教育でできるだろうし、大学生というのは、現在、学生団体の支援をしていますし、そこで事足りているかな、と思っています。小中高校生については、受験産業がドンと入り込んでいるので、そこと競争しても、あまり意味はないかな、と思っています。そこで、いろいろ見ていったときに、根本のところが抜けているな、と感じて。そこがどこかというと、0~2才の子供たちの親御さんへの教育、というのが、あまりサポートが行き届いていないのではないか、と感じたので、そこを何とかしないと子供っていうのは、立派な大人になりませんから、そこに手を力を注いでいきたいと思っています。

今は、自身でやってきたことを昨年からブログでまとめるようになって、それが3ヶ月、半年、一年と続いていくにあたり、そろそろ大々的に宣伝してもいいのかな?と思っています。あと、周りに対して、こんな活動もやっていますよっていうことを言っているうちに、大学で講演してくれませんか?とか、来年なんですけれど、小学校の理科の先生を特別講師でやるとかの話が来ましたので、そろそろ子育て支援事業部みたいなものを新たに設けてやっていってもいいんじゃないかな、と思っています。

具体的には、女性社員さんの多くいる企業に出向いていって、セミナーをしたりだとか、有志で勉強会をしたりだとかしながら、子育てのノウハウを教え、コストをかけなくても、立派な子供を育てられますよ、ということを伝えていければなと思っています。

二社の起業を経験され、上手くいった秘訣は何だと思いますか?

仕事に対するマイナス要素がなく、プラス思考で出来たということですかね。あと、純粋に仕事が好きかどうかっていうのも、大きかったと思いますね。

今後は、どういった事業展開を考えていますか?

先ほど話した子育て支援事業部に関しては、ある意味、マーケットがそんなに大きくないので、儲かる儲からないというところで言うと、そんなに儲かる訳ではありません。これは会社自体のPRというか、私や社員の仕事や会社に対するモティベーション維持に役立てようと思っています。企業のCSR的な観点の事業としてもみています。

本業というところでは、やはり、弊社はITのシステム技術なので、そこで会社の業績を伸ばしていきたいと思っています。今は、どちらかというと、プログラミングだとかサーバーの構築だとか、作業系のITの仕事が多いので、今後は、最近、経営コンサルタントの先生方と多く知り合いになれたこともあったので、どうやってITを駆使して、売上げを伸ばしていけるだろうか?みたいな経営やITのコンサルタント的な仕事もしていきたいな~と思っています。

これも、やはり優秀な人を一人二人、弊社で輩出しないと、何ともならないので、高付加価値のある一人二人の少数精鋭の部隊を作り、現状の作業系の仕事で売上げを上げる部隊と一緒になって、売上げを伸ばしていければと考えています。

そういう二つの部隊を構成せずに、作業系の部隊一つのままでいくと、作業系の部隊は、一人当たりの単価が低くて、人間の数だけで勝負しているので、そのまま向上心もなく埋もれていってしまうと、会社の成長力も鈍ってしまうし、社員自身、仕事の目標も見失ってしまうことがあるので、次に目指せるステップとして、一人当たりの単価が高く、高付加価値の仕事をこなすITコンサルタントの部隊を作っていくことは、重要なことだと思っています。

今までどんな苦労や苦難を経験し、それをどう乗り越えてきましたか?

サラリーマンをやっていたときと一社目に起業した会社で役員やっていたときと今の会社で社長をやっているのでは、それぞれステージが違うので、苦労や苦難の内容が変わるっていうのが実感としてあります。

サラリーマンの時は、まず仕事における技術的な問題で壁がたくさんあったし、肩書きがある訳ではなかったので、肩書きがないが故に動けないこともあったりしました。そして、一社目の会社を起こして役員になったときは、今までの技術的な問題だけでなく、自分の部下の売上げだとか、会社全体の売上げに関して、トータルで見ていかないといけなくなりました。自分一人が売上げを上げていても、部下があまり上げれていないと、結局は、全体として、売上げが上がっていない結果になることもありますので。次に社長になったら、それに加え、管理職にハッパをかけなきゃいけないところがあるし、日々の売上げ管理とか経費の管理とか資金繰りとか、社長でしかやらないことが、降りかかってきたので、そういうところで、しんどいな、というのはありました。

ただ、どう乗り越えてきたかというと、役員や社長になって初めて降りかかる仕事や苦悩っていうのは、普通の人では、味わえない仕事や苦悩ですよね。それができるだけでも幸せじゃないですか~。そう思うようにしてきました。大きな視点で見ると、世の中に仕事をしたくてもできない、仕事ができる能力があっても仕事がない、という人がいる中で、自分はこれができているだけでも幸せなんじゃないか、ということです。

最後の質問になりますが、どんな人と一緒に働きたいと思っていますか?

いくつかあるのですが、仕事=権利と考える人がまず一番ですね。世の中には、仕事=権利よりも仕事=義務と考える人が圧倒的に多いと思います。仕事=義務と考える人は、まず、良い仕事ができない。そして、その仕事に満足感を得るのにとても回り道をする、という形になります。なので、仕事=権利の考え方の人ですね。

次に、勉強好きな人です。元々子供っていうのは、知識欲があって、知らないことを知るっていうことに、物凄いエネルギーを費やすんですけど、最近それがない若者を多く見かけることがあります。どっちかって言うと、楽してお金を稼いだり、一獲千金みたいな考え方を持っていて、じゃあ、その一獲千金を得るために、例えば、株で大儲けをしたかったら、物凄く株について、勉強しているのかっていうと、していない。とにかく、勉強しない人が多いように思うので、勉強好きな人。

最後に、人の立場になってものを考えられる人。よく会社が不満で辞めていくっていう人は、その上司の立場になってものを考えたことがあるかっていうと、ないことが多いんですね。上司も別に嫌な事を言いたくて言ってる訳ではないと思うし、その上司ももう一つ上の上司と摩擦があったりする訳で、その人の立場になってものを考え、行動していますか?というのを、聞きたいですね。以上、その三点ですかね。

インタビュアーの感想

中学時代に夢を描き、周りに宣言。それを実行、実現するのも凄いことですが、人生の早い時点で夢を描き、具体的にキャリアプランを考えられたというのも、中々やりたいことがそんなに早く見つからない人が多い中で、凄いことだと思います。ただ、それを増田社長の場合は、たまたま早かっただけだ、と言ってしまえば、それで話は終わりになってしまいます。
やはり、こういうキャリアプランが描けたのも、純粋に好きなことを突き詰め、それに素直であったからではないでしょうか。純粋に素直にシンプルに考え、それをただただ実行していく。仕事やキャリアプランに限らず、何かを成し遂げるということは、そういった純粋な想いとシンプルな行動の積み重ねによって、築き上げられるものではないでしょうか。