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HOMEキャリアインタビュー|キャリアインタビュー No.8

No.8:株式会社RANG(ラング) 代表取締役 吉村彩氏

「自分の信念に従い、好きなことをして食べていく!!」

プロフィール

株式会社RANG(ラング) 代表取締役 吉村彩氏
吉村彩Yoshimura Aya 1983年4月生まれ、兵庫県明石市出身。
中学卒業後、パティシエになりたいと思い、料理の勉強ができるとのことで、県立の農業高校に進学。入学後、思っていた料理の勉強ができず、一年生の夏休みに高校を中退。その後、アルバイトをしながら、改めて自分の夢を問い直す日々を過ごす。
19才のとき、学校の先生になりたいと思い、大検を受験。猛勉強の末、見事合格。そのお祝い旅行で出かけたカンボジアで現地の方や日本人、欧米人で組織される国際色豊かなボランティア団体に出会い、感銘を受け、半年近く日本語教師などをしながら、カンボジアでボランティア活動に励む。
帰国後、東南アジアで露天商をしながら、生活している人などを見てきた経験から、もっと好きなことやしたいことをしながら、生きていくことも可能なのではないかと思い、歴訪したネパールで出会ったお気に入りの服や雑貨を日本に持ち帰り、路上で販売を始める。
店を開けば、売上げもそこそこあり、順調だったものの、路上での販売活動の限界から、大阪心斎橋のアメリカ村や神戸三ノ宮にあるアジアの衣料品や雑貨を扱う店へ卸売りする方向に販売方針を転換。最初の営業活動は厳しかったが、取引先が一つ二つ開拓できる度に、売上げも拡大。
創業後3年目には神戸市西区にエスニック衣料&雑貨ショップ「Hammock(ハンモック)」をオープン。4年目には、「Hammock」のネットショップを立ち上げたり、東京の衣料品展示会への出展に伴う事業拡大のため、株式会社RANG(ラング)を2006年5月に設立。
現在、社員5名、アルバイト・パート11名で神戸市西区の店舗とネットショップの運営、卸売り販売などを通じ、全国へピッピー&フォークロア「Hammock」ブランドの展開をしている。(取材日:2008年9月24日)

関連URL

エスニックショップ「Hammock」 http://hammock.hippy.jp/

インタビュー

まずは、起業した経緯を聞かせていただけますか?

20才のときにカンボジアでボランティア活動をした後、東南アジア周辺を旅し、日本に帰って何をしようかな~と思っていまして、アルバイトか正社員か二つの選択肢しかないのが嫌で、そのころ東南アジアの街で、農家の人たちが野菜を自転車で田舎から何時間もかけて運んできて、道端で売っているのを見て、「あっ、こんなんでも食べていけるんや。」と思いました。

それなら別にその二つの選択肢にこだわらなくてもいいんだと思い、好きなことをして食べていこうと思って、ネパールから買ってきた衣料や雑貨を販売し始めた、というのが起業のきっかけです。

日本に帰ってきてどのように販売し、売上げを上げていきましたか?

最初は、道端で売りました(笑)。帽子とか雑貨とかネパールでちょこっと買ってきたものを。路上販売で何とか食いつないではいましたが、路上だと販売活動の制限もあるし、売上げも今に比べれば、全然ダメだったと思います。

ただ、卸売りとかで固定のお客さんを広げていこうと思い、大阪心斎橋のアメリカ村や神戸三ノ宮のお店にいっぱい飛び込みの営業に回り、「うちの商品置いてください!!」と頼み込んで、「しゃーないなー。」という感じで置いてもらった取引先が増えていくうちに、売上げも拡大し、その取引先からも「商品が売れた。」ということで継続受注が取れ、事業として回転していくようになりました。

起業してからの今まで、一番つらかったのはどんなときでしたか?

事業のお金が回っているのか回っていないのか、よくわからなくて、「回っていないんちゃうかな~?」と悩んだときです(笑)。そんなとき、税理士さんに相談したところ、「そら、こんなに売掛金があったら、回れへんの当たり前や!」と言われ、お金借りた方がええってことで、その税理士さんの指示通り、お金を借りることで解決しました(笑)。

事業が順調に行った秘訣ってありますか?

運ですかね(笑)。良い人に出会い、周りの人に恵まれましたから。スタッフにしても、お客さんにしても。何かたま~にちょっと悪い人もいるんですけど(笑)。基本的にスタッフは長く働いてくれているし、信頼できる人に出会えたと思っています。

そういう人との出会いで大切にしていることってありますか?

誠実であろうということです。自分の信念を曲げないというか、自分の信念に誠実で、それさえ曲げなければ、人とは分かり合えると思うんですよね。

その一方で、世界で一番信用したらあかん人間は、自分かな~(笑)と思う一面もあります。「自分を信用するな!」ってよく自分に言い聞かせているんですけど(笑)。自分で「これできる!」って思っていることで、周りから「それ無理や。」って言われていることでも「できる!できる!」とやり通して、結局できひんかって、「やっぱりあの人が言ってたことが正しかったな~。」と思えることがよくあるんです。私、すぐに希望的観測で物事の計画を立ててしまうし、考えてしまうので、そういうところは、謙虚に聞く耳を持つことが大切だと思っています。

今後、どういった事業展開を考えていますか?

基本的に社員みんなが楽しく仕事をしていける環境を大切にしながら、事業を進めいていきたいです。あんまり数字的なことにはこだわらず、私個人としては、もっと自分の作りたいものを頑張って作っていきたいです。スタッフやずっと取引してくれているお客さん、ネパールの工場の皆さんとか、みんなが仕事を通して楽しく良い感じになってもらえればと思っています。

最終的には、Hammock(ハンモック)の商品を着てくれるお客さんが「Hammockの服を着たら、元気になる。」とか、あと、おしゃれすると人って外に出て行きたくなるじゃないですか。そういう風にHammockの服を着るとなる、という感じになって欲しいんです。そういう商品を作っていきたいんです。そんな楽しい空間をHammockを通じて、作っていければと思っています。

最後の質問になりますが、どんな人と一緒に働いていきたいと思いますか?

楽しい人、夢がある人、根性がある人、自分を持っている人。それらさえあれば、言うことないです。一緒にいても、ある物事について、人によっては「楽しい。」と思ったり、逆に「それはどうやろ~。」とネガティブな方向から物を見たり、人によって見方って様々ですよね。できれば、ポジティブに物事を考えたり、見られる人が、私にとって楽しいと感じられる人です。

夢については、何でもいいので、自分なりの夢を持っていて欲しいです。あと、根性がある人ですが、根性がない人とは現実問題、一緒に仕事できなくないですか?ちょっと無理なことでも頑張ってやりきろうという気持ちのない人とは、一緒にお仕事しても楽しくないかなと思います。

最後に、自分を持っている人ですが、周りに流されない人っていう意味ですかね。こっちの人がこう言っているから「ふんふん。」、あっちの人がこう言っていたら「ふんふん。」ではなくて、「自分は自分や。」っていう「自分とは何ぞや。」というものをしっかり持っている人と働きたいです。

インタビュアーの感想

明るくホワッとした印象ながらも、10代の頃から、自分の信念に従って、誠実に生きてきた吉村社長。短いインタビューでは伝えきれない「やり通す力」を感じました。間違ったり、失敗しても、諦めることなく、信じたものを貫き、やり通す力は、並大抵のことではないはずです。
好きなことや自分の感性を信じ、やり通してきたことは、好きな言葉の「ガッツ」にもあるように、決して後ろ向きにならず、根性を出して、前を向いてきた結果だと思います。
こういうことも非凡な才能の一つかもしれませんが、20才そこそこの一見、普通の人間でも「心持ち」一つで、作りたい世界を作り上げられるという人間の無限の可能性を感じさせる良い実例ではないでしょうか。